PDBファイルはプロジェクトをビルドした際に生成され、デバッグに必要な情報(型やシンボル(識別子))を保持している。
これはデバッグを行う際に有用である一方、デバッグを行わないリリースビルドでは必要が無いものである。
リリースビルドでは本来PDBファイルを生成する必要は無いが、デフォルトでは生成される設定となっている。
以下の手順で、ファイルを生成しないようにできる。
(リリースビルドを基にしてパッケージを
公開する場合も、PDBが作成されていると公開されてしまう。)
VSホスト・プロセスはデバッグ作業を改善・強化するために、Visual Studio 2005で追加された。
これは.NETアプリケーションのデバッグ時に、Win32ホスト・プロセスを使用せず、Visual Studioのホスト・プロセスを使用するというもので、PDB同様ビルド時に生成される。
ただし現在では廃止されており、旧式のVisual Studioを用いる場合でなければ考慮する必要は無い。またPDB同様、リリースビルドでは生成する必要が無い。
(Visual Studio 2022ではVSHOSTは生成されず、これを有効にする設定も存在しない。)